美術系の大学を卒業し、自動車部品会社の設計課に勤務。
毎日夜遅くまでの残業、CADと向き合い1/1000ミリの単位との格闘。
商品が作られていく工程に楽しみを感じながら必死にデスクワークを続けておりました。
ある日、ベッドから起き上がれない!
首を痛め整形外科を受診することに。
レントゲンの結果は、骨には異常なし。
「首に負担がかかってますね。首の筋肉を鍛えて下さい。」
整形外科医の先生に言われました。
その時に通ったリハビリ科。
そこで受けたマッサージ。
世の中にこのような仕事もあるのだなあ…
と、何となく時が過ぎて行きました。
首の調子も良くなった頃、次に突発性難聴を患いました。
原因は不明。
「ま、ストレスでもなりますから!」
と、耳鼻科の先生に言われました。
設計の仕事はやりがいもあり、職場でも楽しく過ごしていました。
仕事中は一言もしゃべることなくコンピューターと向かい合い図面をひたすら描く。
気が付けば就職して3年が過ぎていました。
ふと、人と深くかかわる仕事がしてみたい。
直接、お客さまの笑顔が見える仕事がしたい!
そんな想いが浮かぶようになっていました。
その時、思い出したのが首を痛めた時のマッサージ。
そうだ!『癒し』の仕事がしたい。
そう思ったら一直線。
まずは新しいスキルを身につけるべく軍資金だわ!貯金しなきゃ。
同時に『癒し系』と、言われる仕事を調べ始めました。
その頃の私は、整体、指圧、マッサージ???
その違いについて全くが訳分からず。
本屋で見かけた癒し系の仕事の本を読みながら学校探しです。
ある日、見学に訪れた学校。
説明会に参加し、講師の考えに「ここだ!」と、直感。
それがカイロプラクティックの学校でした。
選んだ理由は色々ですが、
この学校で体について学べばきっと私の礎になる!と。
体についての基礎を学ぼう!
何年かぶりの学生生活。
楽しかった!
もちろん毎日新しい知識を詰め込まなくてはいけないので大変ではありましたが、兎に角楽しかった。
2年制のカイロプラクティックの学業はあっと言う間に過ぎて行きました。
その間、アロマセラピーの学校へも通い、クイックマッサージ、サロン、整体院、カイロプラクティック院様々所でインターンやスタッフとして働きました。
自分のお店を持つ!
この目標を持って専門学校を選び勉強していたので、ここヴェールを立ち上げたことは私にとってとても自然なことでした。
もちろん、お店を立ちあげることが最終目標ではありません。
お客さまの笑顔を見続けて行くことです。
ヴェールにお越し頂いたお客さまの健康のお手伝いをさせて頂き、
笑顔でお会い出来ることを楽しみにこれからも心を込めて施術して参ります。
vert Aoyama
まきより のりこ