アロマセラピーについて

日本語で「芳香療法」という意味です。
ちなみに「アロマテラピー」という言葉もよく聞かれると思いますが、これはフランス語読みです。

1920年代にフランスの科学者ルネ・モーリス・ガットフォセが、化学実験の際に火傷を負い、その治療にラベンダーのオイルを使用したことをきっかけに、精油の薬理効果を研究し論文を発表しました。
フランスでは精油は医薬品として扱われ医師の処方により、経口・座薬、治療を目的に使用されています。

日本では主に、リラクゼーション・美容・マッサージに生活の中で使用されています。
お風呂に入れたり、アロマポットを使用したり、マッサージクリームに混ぜたり、アロマキャンドルで楽しむ方もいらっしゃると思います。

精油(アロマオイル)は香りを感じ嗅覚により脳へ働きかけたり、呼吸により酸素を取り入れ二酸化炭素を吐き出すガス交換の際に血液中に取り入れることが出来ます。また希釈した精油を皮膚に塗布することにより皮膚からも吸収されます。お体の状態に合わせて様々な利用の仕方があります。

 

精油(アロマオイル)とは

アロマセラピーで使用される精油(アロマオイル)は、花・葉・樹脂など植物の様々な部位から抽出されます。抽出方法は、水蒸気蒸留法・冷浸法・有機溶剤法・圧搾法など植物により分けられます。
ローズは精油1滴をとるために何十本もの薔薇を使用します。このためかなり高価なものになってしまいます。ですが、香り高く、効能も素晴らしく沢山の方に愛される精油です。

また、一般的に安価なもので親しみがある香りと言えば柑橘系の精油でしょうか。
レモン・オレンジ・グレープフルーツなど食材としても一般的です。爽やかな香りで元気にしてくれる精油です。個人的にも大好きなのでディフューザーに入れルームフレグランスとして使用しています。
最近は精油(アロマオイル)はいろいろなところで販売されていますね。

精油の取り扱いについて注意して頂きたい事は、

  1. 飲まない (良い香りに思わず口にしたい衝動にかられることもありますが…)
  2. 原液を直接肌につけない

まずはこの2点でしょうか。

精油とは植物の成分をすごく凝縮したものです。粘膜や肌には刺激が強過ぎます。

  1. 妊娠中・通院・投薬中の使用は担当医に相談しましょう

精油によっては妊娠中に適さない精油が数多くあります。

  1. 保管場所に気を付ける

日の当らない場所で箱などに入れて保管して下さい。
小さなお子様のいるご家庭では誤飲を防ぐためにも目の届かないところに保管して下さい。

細かい注意事項はまだまだありますが上記については特に気を付けて下さい。

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